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語源

すっぽん 【鼈】

(1)淡水産のカメ。体長30センチメートルほど。
甲はほぼ円形で軟らかい。
口先が突き出し、水かきが発達している。底が砂泥質の河川や沼に住みます。
肉は美味で食用、血は強精剤とされる。
本州・四国・九州・種子島に分布。川亀。泥亀。

(2)歌舞伎舞台の花道の七三の所に設けた切り穴。役者が花道へ出入りするのに用いる。

(3)船底の淦水(あかみず)を汲み出すための水鉄砲式の排水ポンプ。江戸時代の廻船の必須装備品の一。

すっぽんが時をつくる
起こりえないことのたとえ。

「月とすっぽん」
二つの物の違いが比較にならないほど大きいことのたとえ。

三省堂提供「大辞林 第二版」より

 すっぽんの語源

すっぽんはとても臆病な生き物です。
人の気配がするだけで水に潜ってしまいます。

この飛び込むときの音から名前がついたというのが有力です。

 『スッポンの名は飛び込んだ時に付け』 という川柳もあります。

また、水の中から出没するので 『シュツボツ』 がなまって出来たという説もありま
す。

 別名 (べつ) といいます。

 通称で まる と呼ばれ すっぽん鍋のことを まる鍋 と言います。

 各地方によってその呼び名も様々です。
ガメ、ドウガメ、ドンガメ、川鼈、ドジ、トチというのもあります。

 中国では団魚(トワンユイ) 甲亀(チャコイ) 甲魚(チャユイ)と言います。

 噛みついたら離さない

 噛みついたら雷が鳴っても離さない

と言いますが、これはスッポンが臆病なための習性です。

東海道中膝栗毛にこんな話があります。

弥次さんと喜多さんが箱根を越して国沢にさしかかると、子供たちがすっぽんを捕まえていた。
これを買って夜のご馳走にしようと宿に持ち帰ります。

宿について女郎を買い、布団にもぐりこんだところ スッポンが逃げ出して喜多さんの胸のあたりに登ってきました。

あわてた喜多さんはすっぽんを放り投げ、弥次さんが捕まえようとしたところ、指先に食い付き離しません。

女郎はすっぽんの扱いをよく知っていたので、水の中に手を入れろと言います。
すると、すっぽんは指を離し 水の中に戻っていきました。

江戸時代の庶民生活にもすっぽん料理が根付いていた光景がうかがえます。

この話のとおり、噛みついたすっぽんは水に入れると離れていきます。
 

 月とすっぽん

 江戸時代後期の随筆『嬉遊笑覧』には、スッポンの甲羅が丸いことから異名を丸(まる)と言い、一方満月も丸いけれど二つの丸は大違いでまるで比較にならないので「月とすっぽん(鼈)」とは少しは似ていても、実際には甚だ異なっている様を云うとしています。

詳細は不明ですが、同時代に疑義も提示されている様子です。

朱塗の丸い盆「朱盆(しゅぼん)」が訛って「鼈(すっぽん)」に転訛したとの説も有り、幕末の役者評判記『鳴久者評判記』では、似て非なるもので比較にならないものとして
「下駄に焼味噌」と並んで「朱ぼんに月」を取り上げています。

 朱盆 という説と 素盆 という説もあります。

 尚、近世全般では「お月さまと鼈」と表現され、幕末になってから初めて「月とすっぽん」と表現された様子です。

 がめつい

 スッポンのことを 『ガメ』 ともいうことは語源のところでもお話しましたが、食いついたら離さない どん欲さから がめつい という言葉が生まれたという説もあります。

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